現在、PCの文字コードはUTF-8が主流ですが、テキストエディタなどのアプリケーションによっては文字コードをShift-JIS、EUCなどを指定してファイル保存ができるため、他のコンピュータからテキストファイルをLinux教室端末に持ってくると表示や編集で文字化けすることがあります。
Linux教室端末でテキストファイルが文字化けする場合は、iconv コマンド(-f = from,-t = to)で文字コードをUTF-8に変換してください。以下を参考に変換してから利用します。
①.Shift-JISからUTF-8に変換
$ iconv -f SJIS -t UTF-8 INPUT.FILE > OUTPUT.FILE |
②.EUCからUTF-8に変換
$ iconv -f EUCJP -t UTF-8 INPUT.FILE > OUTPUT.FILE |
③.UTF-8からShift-JISに変換
$ iconv -f UTF-8 -t SJIS INPUT.FILE > OUTPUT.FILE |
④.UTF-8からEUCに変換
$ iconv -f UTF-8 -t EUCJP INPUT.FILE > OUTPUT.FILE |
利用できるコードは、ls /usr/lib64/gconv コマンドで参照してください。
また最近のテキストエディタは改行コード(CR、LF、CR+LF)を自動判別し、適切に改行表示してくれますが、必要な場合は次のコマンドで変換できます。
①.CR+LFからLFだけに
$ perl -pe 's/\r\n/\n/' INPUT.FILE > OUTPUT.FILE |
②.LFをCR+LFに
$ perl -pe 's/\n/\r\n/' INPUT.FILE > OUTPUT.FILE |
③.CRをLFに
$ perl -pe 's/\r/\n/g' INPUT.FILE > OUTPUT.FILE |
④.LFをCRに
$ perl -pe 's/\n/\r/' INPUT.FILE > OUTPUT.FILE |
を実行してください。